第78回:経営戦略の役割

今回は、経営戦略の役割について説明します。

経営戦略は、「経営」と「戦略」を組み合わせてできた言葉です。このうち、「戦略」は軍事用語で、「戦争に勝つための総合8滴・長期的な計略」(大辞泉)のことであり、これを経営にあてはめたものが経営戦略です。そして、経営戦略が注目されるようになってきた背景には、事業活動が年を追うごとに複雑化してきているからと言えます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第1節「なぜ経営戦略が必要なのか」(14ページ)もご参照ください。


図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本


第77回:CVP分析

今回は、CVP分析について説明します。

前回ご説明した管理会計の代表的な手法はCVP分析です。これは、費用(Cost)、数量(Volume)、利益(Profit)の関係を分析することで、主に、損益分岐点売上高(Break Even Point、BEP)を求めるときに利用されます。このBEPは、それを上回ると利益が得られる売上高のことで、経営者の方は、BEPを参考にすることで、利益を得るための計画を立てることが容易になります。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第7章第10節「CVP分析を活用する」(168ページ)もご参照ください。





第76回:管理会計

今回は、管理会計について説明します。

貸借対照表や損益計算書は、事業運営のために必要な情報が得られますが、その目的は、主に、株主や銀行など、資金面での協力者が利用するものです。そこで、経営者が事業のために、より有益な情報を得るための工夫が行われるようになり、その方法によって得られる情報が管理会計と言われるものです。ちなみに、貸借対照表などの情報は財務会計と言われます。管理会計は、目的によって、計画会計、統制会計、意思決定会計、業績管理会計などに分類されます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第7章第9節「管理会計はなぜ必要なのか」(166ページ)もご参照ください。





第75回:自己資本比率・自己資本経常利益率・財務レバレッジ

今回は、自己資本比率・自己資本経常利益率・財務レバレッジについて説明します。

資金調達を安定的に行うには、正味資産(=純資産)を高めることが大切です。それを管理するための指標は、自己資本比率(=純資産÷資産)です。一方、株主からみた投資効率を高めることも大切です。それは、自己資本経常利益率(=経常利益÷純資産)で管理します。そして、これを高めるには、他人資本(=負債)を増やすことで、財務レバレッジ効果が高まります。しかし、他人資本を増やすことは、自己資本比率を低くすることになるので、自己資本比率を低くしすぎず、また、適切な財務レバレッジ効果が得られるよう、両者のバランスをとることが大切です。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第7章第8節「自己資本比率と財務レバレッジで何がわかるのか」(164ページ)もご参照ください。





第74回:売上高総利益率・売上高経常利益率・総資本経常利益率

今回は、売上高総利益率・売上高経常利益率・総資本経常利益率について説明します。

売上高総利益率は、売上高に占める総利益の割合です。どうように、売上高経常利益率は、売上高に占める経常利益の割合です。これらを継続して確認していくことで、収益性が下がっていないかを検証することができます。また、総資本経常利益率は、総資本に占める経常利益の割合です。これを継続して確認していくことで、無駄な資産や借入金などがないかを検証することができます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第7章第7節「売上高経常利益率と総資本経常利益率をチェックする」(162ページ)もご参照ください。