第39回:ISO9001

今回は、ISO9001について説明します。

ISO9001とは、国際標準化機構が発行した、品質マネジメントシステム(QMS)です。QMSとは、品質を管理するしくみのことで、管理の対象は製品を生産したりサービスを提供したりする工程(プロセス)です。これは、よい品質の製品やサービスは、工程を管理することによって生産されたり提供されたりするという考え方、すなわち、プロセス・アプローチに基づくものであり、これはQMSの大きな特徴となっています。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第4章第6節「ISO9001の導入にはどんな効果があるか」(88ページ)もご参照ください。





第38回:ERP

今回は、ERPについて説明します。

会社の経営資源を適切に配分する計画を、企業資源計画(ERP)といいます。これは、製造業で行われていた、資材所要量計画(MRP)の範囲を、資材だけでなく、人材、資金まで広げたものです。このような複雑な計画が作成され、また、活用されるようになった背景には、情報技術が著しく発展したという状況があげられます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第4章第5節「ERPによって事業管理を行う」(86ページ)もご参照ください。





第37回:バランススコアカード

今回は、バランススコアカードについて説明します。

策定した経営戦略を確実に遂行するためには、それを管理する仕組みが必要です。その代表的なものが、バランススコアカード(BSC)です。BSCでは、従来、重視されてきた財務の視点だけでなく、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点の4つの視点から、総合的に戦略遂行を管理できる仕組みです。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第4章第4節「戦略遂行のための管理体制はどうするか」(84ページ)もご参照ください。





第36回:環境分析

今回は、環境分析について説明します。

前回説明した経営戦略を策定するには、自社の経営環境が明確にしておく必要があります。そこで、会社の外部環境(マクロ環境・ミクロ環境)と、内部環境(事業活動・経営資源)を、それぞれの分析手法によって調査します。つぎに、分析結果を、強み、弱み、機会、脅威に分類し、そこから、自社に適切な戦略を検討します。
詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第4章第3節「環境分析はどのように行なうか」(82ページ)もご参照ください。





第35回:経営戦略の必要性と3つの分類

今回は、経営戦略について説明します。

経営戦略は、事業活動が経営理念を達成するために、どのような道筋を通ればよいかということを示す役割を果たしています。そして、経営戦略は、その対象によって、3つに分類されます。ひとつめは、資源配分やどの分野に進出するかを決めるための成長戦略(全社戦略)、ふたつめは、事業(または、SBU)が競合他社に勝ち抜くための競争戦略(事業戦略)、みっつめは、生産機能に対する生産戦略、販売機能に対する販売戦略、財務機能に対する財務戦略、人事機能に対する人事戦略などの、各機能を対象とした、昨日戦略です。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第4章第2節「経営戦略で道筋をしめす」(80ページ)もご参照ください。