第82回:事業戦略

今回は、事業戦略について説明します。

全社戦略が会社全体を対象とする戦略であるのに対し、事業を対象とする戦略が事業戦略です。事業戦略は、主に、ライバルとの競争に勝つための戦略であり、いわゆる競争戦略としての側面が強い戦略です。この競争戦略については、ポーターの提唱した「3つの基本戦略」、コトラーの提唱した「競争地位別の戦略」が代表的なものです。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第5節「各事業の成果をあげていく具体的戦略」(22ページ)もご参照ください。


図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本


第81回:全社戦略

今回は、全社戦略について説明します。

経営戦略のうち、会社全体を対象とする戦略を全社戦略といいます。全社戦略は、複数の事業を営んでいる場合、会社全体として最適な結果を導くための戦略です。具体的には、プロダクトポートフォーリオマネジメントにより、適切な資源配分を行なったり、価値連鎖分析によって事業の重複や非効率を改善したりします。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第4節「資源をどの事業にどのように配分するか」(20ページ)もご参照ください。


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第80回:経営戦略と経営戦術

今回は、経営戦略と経営戦術について説明します。

経営戦術は、経営戦略の目的を達成するための、より具体的・実践的な取組みを指します。両者の違いに明確な定義はありませんが、適用期間は、経営戦略は中長期的であるのに対し、経営戦術は短期的です。対象は、経営戦略は全社的、大局的ですが、経営戦術は現場的・局所的です。内容は、経営戦略は大まかな方向性を示していますが、経営戦略は具体的な活動を示しています。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第3節「具体的な活動を『経営戦術』に落とし込む」(18ページ)もご参照ください。


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第79回:経営理念と経営戦略

今回は、経営理念と経営戦略について説明します。

会社によっては、経営理念に代わるものとして、基本理念、企業理念、コーポレート・アイデンティティ(CI)などがありますが、これらは、おおよそ同じものと考えることができます。そして、経営理念と経営戦略は、「会社の長期的な活動のよりどころとなる」という点では共通しています。しかし、経営戦略は、どのように事業活動を行うのかという方法を示すものであるのに対し、経営理念は、会社の目的や目標といった、ゴールを示しているという面で異なります。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第2節「対外的にも表示する『経営理念』」(16ページ)もご参照ください。


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