今回は、組織における権威についてご説明します。
組織論研究の第一人者のバーナードは、権威について、「権威とは公式組織におけるコミュニケーションの性格」と述べています。というのは、権威は、公式組織の中でけでしか発揮されないということです。例えば、会社の社長の権威は、会社の中でしか効力がありません。
また、バーナードは、「組織の構成員は、組織に関する自分の行動を決めるものとして、権威を受容する」と述べています。すなわち、命令を受ける側が、権威を受容しなければ、命令には従わないということです。
そして、バーナードは、個人が権威を受容するときの条件を4つあげています。命令がそれらの条件に合わなければ、組織の構成員は命令には従いません。
詳しくは、番組をお聴きください。
また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第2章第6節「組織における権威とは」(44ページ)もご参照ください。
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