第55回:マーケティングの4P

今回は、マーケティングとマーケティングの4Pについて説明します。

マーケティングとは、ビジネスでは、「売れるしくみをつくる活動」を指します。よく、営業活動や販売活動と混同されることがありますが、もっと広範囲に及ぶ活動であることに注意が必要です。さらに、米国の経営学者のマッカーシーは、マーケティングを、「製品(Product)に関する活動」、「価格(Price)に関する活動」、「流通(Place)に関する活動」、「販売促進(Promotion)に関する活動」の4つに分類しています。これをマーケティングの4Pといいます。次に、自社が提供しようとする製品に関し、4つの活動の中から、それぞれ適切な活動を選択し、適切な組み合わせを検討して行きます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第6章第1節「マーケティングとはそもそも何か」(124ページ)もご参照ください。





第54回:デファクトスタンダード

今回は、デファクトスタンダードについて説明します。

デファクトスタンダードとは、事実上の標準という意味で、競争を通して多くの顧客に利用された結果、そのような評価をされる製品を指します。デファクトスタンダードとなった商品は、ネットワークの外部性により、競争力が高くなります。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、知っとコラム「デ・ファクト・スタンダード」(122ページ)もご参照ください。





第53回:コア・コンピタンスとブルー・オーシャン戦略

今回は、コア・コンピタンスとブルー・オーシャン戦略について説明します。

コア・コンピタンスとは、単なる会社の強みではなく、「顧客に特定の利益をもたらす一連のスキルや技術」というものです。また、ブルー・オーシャン戦略とは、「まだ生まれていない市場、未知の市場」をブルー・オーシャンと名づけ、その市場で競争なしで事業を展開しようとする戦略です。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第10節「コア・コンピタンスとブルー・オーシャン戦略」(120ページ)もご参照ください。





第52回:地位別競争戦略

今回は、地位別競争戦略について説明します。

地位別競争戦略は、米国の経営学者のコトラーが提唱した戦略で、業界における地位によって、それぞれ、最適な戦略をとるべきという考え方に基づいています。業界ごとの地位は、経営資源の総体的な量と相対的な室で分類し、リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーの4つに分類されます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第9節「地位別競争戦略の活用」(118ページ)もご参照ください。





第51回:コストリーダーシップ戦略

今回は、コストリーダーシップ戦略について説明します。

コストリーダーシップ戦略は、ポーターの基本戦略のうちのひとつの戦略で、業界全体を標的とし、価格の優位性で競争する戦略です。この、コストリーダーシップ戦略を実践するときは、経験曲線効果や規模の経済の実現などといった方法をとります。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第8節「コストリーダーシップ戦略の活用」(116ページ)もご参照ください。





第50回:ポーターの基本戦略

今回は、ポーターの基本戦略について説明します。

競争戦略とは、ライバルとの競争にどのように勝ち抜くかという道筋を示すものですが、その競争戦略の代表的なものは、米国の経営学者のポーターが提唱した3つの基本戦略です。これは、まず、5フォース分析により、自社の属する業界について分析し、その結果に基づいて、自社の事業の有利性がどこにあり、だれを標的にすべきかを検討していきます。それにより、コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略などを選択していきます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第7節「ポーターの基本戦略とは」(114ページ)もご参照ください。





第49回:経験曲線

今回は、経験曲線について説明します。

経験曲線とは、「製品の累積生産高が増加するにつれて、製品ひとつあたりの生産コストは減少して行く」という効果を表す曲線のことです。PPMの横軸である相対的市場占有率は、それが高いとき、得られるお金の量が多いという考え方は、この経験曲線の効果によるものです。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第6節「経験曲線の活用」(112ページ)もご参照ください。





第48回:PPM

今回は、PPMについて説明します。

PPMとは、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントのことで、米国のコンサルティング会社の、ボストン・コンサルティング・グループによって提唱され、キャッシュフローの適切な配分を決めるために使われるマトリックスです。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第5節「PPMの考え方と活用法」(108ページ)もご参照ください。





第47回:範囲の経済

今回は、範囲の経済について説明します。

範囲の経済とは、複数の事業をひとつの会社で行う場合と。複数の事業をそれぞれひとつの会社で行う場合とでは、前者の場合の方が経済的であるという効果を指すものです。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第4節「範囲の経済とは」(106ページ)もご参照ください。





第46回:多角化戦略の4つの分類

今回は、多角化戦略の4つの分類について説明します。

多角化戦略は、まず、多角化の方向によって、水平型多角化戦略と、垂直型多角化戦略に分けられます。また、現在の事業との関連によって、集中型多角化戦略(同心円的多角化戦略)と、集成型多角化戦略(コングロマリット型多角化戦略)に分けられます。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第5章第3節「多角化戦略のいろいろ」(104ページ)もご参照ください。