今回は、企業統治と内部統制の概要、および、それが注目されるようになった背景について説明します。
企業統治や内部統制は、日本では、経営者や従業員が法令違反をしないようにするための仕組みと考えられがちですが、それだけでなく、株主の意思に基づいて活動が行われているかどうかを確認するための仕組みです。
日本の上場会社では、経営者の多くが、従業員から昇格しており、経営者の会社に対する忠誠心は高いため、企業統治と内部統制の多くの部分は法令違反などに必要性を感じられることが多いようです。
しかし、米国などでは、いわゆるプロ経営者が経営者となった場合、我田引水の行為をしてしまうことがあるため、企業統治と内部統制の必要性が、より大きなものとなっています。
詳しくは、番組をお聴きください。
また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第6節「企業統治=コーポレート・ガバナンスとは」(22ページ)、第7節「内部統制はなぜ重要なのか」(24ページ)もご参照ください。
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