第7回:マネジメント層の構造

今回は、マネジメント層の構造について説明しています。

マネジメント層、すなわち、経営者は、会社運営に関する意思決定、事業活動に関する業務執行、他の役員や業務の執行状況の監督の3つの役割があります。

しかし、最近の株式会社は、意思決定を行う経営者と、業務執行を担う人たちに分かれるようになってきました。

そのひとつの形態は、執行役員制度で、この制度のある会社では、取締役は主に意思決定を担い、執行役員は主に業務執行を担うようになりました。

さらに、業務執行の専門性を高めた制度が、オフィサー制度です。オフィサー制度では、意思決定を取締役が担う一方で、専門性の高いオフィサーが、それぞれの専門分野の業務執行を行います。そのオフィサーの最高責任者が、CEO(最高経営責任者)、業務執行の責任者がCOO(最高執行責任者)と呼ばれたりします。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第4節「経営を担う会社の機関とは(1)」(18ページ)、第5節「経営を担う会社の機関とは(2)」(20ページ)もご参照ください。