第10回:投資家向け広報(IR)

今回は、投資家向け広報について説明します。

投資家向け広報は、Investors Relations(IR)活動とも呼ばれ、主に、不特定多数の投資家を持つ、上場会社が、投資家向けに自社の情報を伝え、株主として支持を得るために行う活動です。

このような活動を行うことで、財務情報だけでなく、CSR活動や、独自の経営方針などの、非財務情報も投資家に伝わることになり、自社の株価を維持、向上させることにつながります。

また、中小企業では、不特定多数の株主はいませんが、銀行などの資金提供者に、自社の詳細な情報を伝える、すなわち、情報開示を積極的に行うことで、自社の評価を高めることになり、融資を円滑に、かつ、有利な条件(無担保、低利)で受けることが可能になります。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第1章第9節「投資家との関係を強化するIRとは」(28ページ)もご参照ください。