第13回:協働システム

今回は、協働システムについてご説明します。

協働システムとは、組織論研究の第一人者である、バーナードの提唱した概念で、一般的に言われている会社組織のことです。

この協働システムは、さらに、物的システム、社会的システム、人的システム、(バーナードの定義する狭い意味での)組織のサブシステムで構成されています。

バーナードの定義する「組織」とは、一般的に使われている組織とは異なり、「2人以上の人々の、意識的に調整された諸活動、または、諸力のシステム」と定義されています。すなわち、バーナードの言う組織とは、人々の集まりではなく、人々が集まりの中で動くしくみを指しています。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第2章第2節「協働システムと組織のつながり」(36ページ)もご参照ください。