第12回:全人仮説

今回は、全人仮説について説明します。

組織論の研究の第一人者である、バーナードは、組織に属する人に影響を与える要因は、物的要因、生物的要因、社会的要因の3つがあるというとらえ方、すなわち、全人仮説を唱えています。

一方で、伝統的な考え方では、会社で働く人々は、給与や労働条件のみが影響を与えるという、経済人仮説に基づいて主に研究が行われていました。

いずれも、誤っているものではありませんが、現代は、バーナードの考え方が大きな影響を与えています。

詳しくは、番組をお聴きください。

また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読む本」をお持ちの方は、第2章第1節「全人仮説、経済人仮説による組織の考え方」(34ページ)もご参照ください。